日常生活で、ちょっとしたことで怒りを爆発させる人に遭遇することがあります。彼らの心理状態や特徴を理解することで、対処法や改善策を見つける手助けとなります。本記事では、すぐに怒る人の特徴と心理状態について持論を書いています。
目次
怒りやすい人の特徴とは?
怒りやすい人には共通する特徴がいくつか存在します。これらの特徴を理解することで、その人の行動の背景や原因を見極めることができます。
自己中心的な思考
自分の意見や感情を最優先するため、他人の意見に対して否定的になりやすいです。
また、物事が自分の思い通りにならない時に怒りを感じます。
基本的に世の中は自分の思い通りにならない事が当たり前ですが、家族、恋人、子供など自分に近しい人が自分を理解してくれない!などの気持ちが強くなり他者を尊重できなくなると、怒りという形になったりする事があると思います。
低いストレス耐性
小さなトラブルや予期せぬ出来事に対する耐性が低く、すぐに感情的になる事があります。
この辺も個人差はありますが、経験からすると生きてきた中でどれだけ困難に向き合って突破してきたかで随分と違うのではないかと思います。
例えば、経営者の人などは小さな事では気にも留めない人が多いと感じています。
理由としては、その程度の事でイライラする理由もない小さな事だからです。そのような人達は、今までもっと面倒な事、もっと理不尽な事と向き合ってきたから所謂ストレス耐性という物が高いのだと思います。
とはいえ、個人差がある物でもありますので、自分のストレス耐性が低いからという理由で自分を卑下する必要は全くないと私は思っています。
不安や恐怖心
将来に対する不安や過去のトラウマが原因で、怒りという形で感情を表現することが多いと思います。
ストレス耐性や自己中の複合と言いますか、両方が重なって生まれる部分でもあるのかなと感じています。
不安や恐怖心は判断力を低下させますし、長期で続くとストレスになり自分に余裕がなくなり怒りとなって周りに当たってしまう事もあるからです。
怒りやすい人というのは、その分弱い人でもある可能性が高いですし身を守るための手段として無意識で使っている可能性もあると思います。
怒りの裏に隠れた心理状態
怒りは表面的な感情であり、その裏には深い心理状態が隠されています。怒りを理解するためには、その根底にある心理を知ることが重要です。
自己防衛
自分の弱さや失敗を隠すために、怒りを防衛手段として使うことがあります。
生き物なので、弱い物から淘汰されると感じている部分もあるのか、または自分は他人より秀でていなければいけないと思う承認欲求が強い場合もあります。
怒る事によって自分の心を守ろうとしている可能性もあると考えられます。
抑圧された感情
長期間抑圧された感情や欲求不満が爆発する形で現れることが多いと思います。
所謂、我慢強い人が爆発してしまった時などがそうなると思いますが、この沸点が低い人はすぐに怒る事があると思います。
例えば、子育てをした事がある人なら理解できると思いますが、子供は何度も同じ事を繰り返し要求することがあります。
我が子も『もう一回』を30分近く言い続けることもあります。
その30分を仕方ないと飲み込めるのか、もういい加減にして!と思うかでも抑圧傾向が全然違うと思います。
すぐに怒る人にとってはこの我慢レベルが低いのではないかと思います。
コントロール欲求
自分の周りの状況をコントロールしたいという強い欲求があり、それが満たされないときに怒りを感じていると思います。
これは、恋人や家族などに要求することが多いかもしれませんが、自分の思い通りにならないことでイライラしたりします。
ただ、他人が関わっている以上このコントロールは当然不可能ですし、やるとしたら奴隷や洗脳のような形になりかねません。
逆に、他人は家族であってもどうにも出来ない程度で考えた方が逆にストレスは減るのではないかと思います。
怒りの影響と対処法
怒りは自分自身だけでなく、周囲の人々にも大きな影響を及ぼします。適切な対処法を身につけることで、良好な人間関係を維持することができます。
コミュニケーションの改善
感情を正直に伝え、相手の意見にも耳を傾けることが重要です。
言わなくても理解できるというのは素晴らしいことですが、実際問題そんな綺麗な世界ではありません。
個人的には、家族だろうが、恋人だろうが言い方はあると思いますが思っていることは伝えるべきだと思います。
そうしなければ何も伝わらないからです。
このコミュニケーションで楽をする為に黙っている人が多いのが現状だと思いますが、それは自己中心的になる一歩手前だと思っています。
言い方、タイミングなどは当然あると思いますが、自分勝手にならずにしっかり話し合うという場を作ることが大切です。
健康的なライフスタイル
適度な運動やバランスの取れた食事は、精神的な安定を保つ助けとなります。
特に、睡眠は大事で睡眠不足の人はイライラしがちです。
特に現代はスマホなどのデジタルデバイスの影響で夜更かしをしがちです。
最近イライラしがちだなと思う人はデジタルデトックスをし、睡眠時間をできるだけ確保することでメンタルを改善出来る部分もあると思います。
また、食事や運動もとても大切で運動することによってストレス発散もできますし、サッカーや野球、バスケなどのチーム的な運動になれば大勢と関わることも増えるのでストレス発散につながると思います。
ポジティブな思考
ネガティブな思考をポジティブに変えることで、怒りの感情を減少させることができます。
これは無理やりするのはおすすめしませんが、どうしてもネガティブ思考の人は相手の悪い部分や自分が気に入らない部分を気にしがちです。
その部分を相手のいいところを探したりする方がストレスも溜まりにくいと思いますし、無理にポジティブになれ!ということではないですが、少しでもベクトルを変化させることで自分が抱える怒りを薄くすることは可能だと思います。
まとめ
すぐに怒る人の特徴や心理状態を理解することで、適切な対処法を見つける手助けになります。深呼吸や視点の転換、専門家の助けを借りることで、怒りをコントロールし、より良い人間関係を築くことが可能です。
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