少し前から聞くようになった『断捨離』ですが、簡単に言えば物を捨てて、物を減らすという行為だと思うのですが、確かに物が少ない方が管理も掃除も楽になりますし、いいことが多いと思います。しかし、人によっては物があった方が落ち着くや、自分の趣味などの物まで捨ててしまい娯楽がなくなって人生が楽しくない!という形になってしまっている人もいるそうです。
私たちは自分が幸せになる為にする行為で、自分を不幸にしてしまうこともあり0か100で考えてしまうのは良くありません。
本記事では、自分にとって断捨離って必要なのか?ということについて持論を書いています。
断捨離をしても幸福になるとは限らない

断捨離をする理由を聞くと、多くの人が『運気が上がるから』と聞きます。
スピリチュアルを否定するつもりはありませんし、確かに運気というか自分のコンディションが良くなると思っています。
断捨離をすることで無駄な物を買うお金や労力は無くなりますし、物が減るということは部屋の掃除をする手間が省けます。
また、掃除が楽になることによって部屋が綺麗になり視覚的な疲労や無駄な時間を自分の趣味に使えたりするのでリフレッシュにも繋がります。私は自分のメンタルや環境を整えることによって自分のコンディションが良くなり運気が上がるのだと思っています。
その為、人によって必要な物の量や、残して置きたい物(趣味や思い出の物など)もあるのでそれすらも藪から棒に捨ててしまうと、自分の人生を楽しめなくなってしまいその結果幸福とは真逆になってしまう人もいるのではないかと思っています。
なので、家族や恋人に強要する事でもなければ、人それぞれ自分の中に芽生える物も異なると思いますので、0か100で断捨離思考は危険な人もいるということを忘れてはいけないと思っています。
断捨離に向いている人、向いていない人

それでは、どういった人が断捨離に向いているのか?向いていないのか?ですが、これは完全に私の持論になるので参考程度にしてください。
断捨離に向いている人
断捨離に向いている人は、そもそもそんなに趣味が無いまたは、趣味もスマホやパソコンなどで完結できるから物がそんなに必要ないという人ですね。
一人でいるのが好きだったり、物をコレクションしたいなどの欲求が少ない人ならストレスがなくある程度の断捨離は可能だと思います。
また、生きていくには物ってそこまで多くなくてもいいよね!的な思考が出てきたら恐らく、無駄な物は排除できる人間だと思います。
あとは、他人に言われたからではなく自主的にするか?YouTubeなどの動画の内容などを鵜呑みにし過ぎない自分である程度考えれる人は向いていると思います。自分で考えることによって、あの人は不要と言っていたけど自分の人生を豊かにするには必要な物だと考えることが出来るようになるからです。
断捨離に向いていない人
断捨離に向いていない人は、まずは0か100で極端に物事を考えてしまう人、『いつか使うかもしれない思考』が強い人は向かないと思います。
捨てれば慣れるという話も聞きますが、私の周りでは後悔の声を聞くことの方が多いので、あまりにも物に執着が強い人は無理に断捨離をすると後悔するかもしれません。
また、自分で考えることができないからこそ、YouTubeや書籍などの書かれている『捨てるといい物』を捨ててしまうこともあります。しかし、それは自分にとっては捨ててはいけない物の可能性もあるので言われたからやるのではなく、自分で考えて捨てることが出来ない人はあまり断捨離に向かないのではないかと思います。自分が幸せになるために必要な物は何なのか?を考えることが出来なく『運気』や『幸福』という抽象的な言葉に魅了され過ぎてしまう人は一度立ち止まった方がいいと個人的には思います。
自分の娯楽は必要な物と思うこと

個人的に一番大切なのは、自分が楽しい!幸せと思える娯楽の物は不要な物ではないということです。
自分が楽しめる物を不要な物として捨ててしまうと、娯楽がなくなり人生を楽しめなくなってしまいます。
逆に、他人から貰った物でも自分が不要と感じる物であれば貰わないまたは処分するなどをしてもいいと私は思っています。
何度も言いますが、自分が幸せになるために必要な物や量は人によって違います。
他人の物差しで考える必要があり、他人を参考にするのはいいけど丸投げは良く無いということです。
何かをコレクションしてもいいし、服も色々な物を着たいならそれもいいと思います。
そのような自分の趣味なども含めて『自分にとって不要な物』をしっかり考えることは大切だと思っています。
まとめ
大切なのは『自分にとっての断捨離』を目指すべきであって、ネット上や極端な断捨離は決して無理に目指す必要がないと思います。
もちろん、自分で考えて自分の幸せはそこにあるんだ!と思うのであれば、好きにしたらいいですがそれも他人ではなく自分で決断したこととしっかり理解することが大事です。
それでは、読んでいただいてありがとうございました!