うつ病といっても、人によりけりと思っています。
どうも、DAISUKEです!(@desing_d)
自分の親がうつ病になってしまって、自分はどう接していいか分からないという人いますよね。
私自身も小学6年の頃から父親がうつ病になり、多少良くなったり、急に悪化したり過去には自殺未遂もあったりしました。
それでも、なんだかんだ上手に接する事が出来ているので、そこまでストレスはないですし、根本的な所は『本人次第』という所が大きいです。
なので、後ほど書きますが、大前提として他人を無理に変える事は出来ないと思っています。
うつ病になったとしても、その人の思考はそれが普通なので、うつ病になる前と、なった後で性格や思考が変わったとしても、その人は普通であると言う事を理解してください。
そのあたりが、私が思考のバランスに至った事であり、それが自然だと思ったからです。
本記事では、親がうつ病になった時の接し方について経験談を書いています。
目次
親がうつ病になった時の接し方【私は小学6年生から父親がうつ病でした】
親がうつ病になった時の接し方は以下の通りです。
ポイント
- 必ず病院に行き、お酒は控える事
- 無理に接する必要もないけど、頭ごなしに否定をしない事
- 自分は自分の時間を必ず大事に、周りに協力者や理解者を作る事
以上になります。
それでは、説明していきます。
必ず病院に行き、お酒は控える事
接し方と異なりますが、まずは絶対に病院に行ってください。
特に、夜眠れなくなるとか、言動の浮き沈みが激しい、被害妄想などがある場合はそれだけで疲れてしまいます。
なので、自己判断をしないで必ず病院に行ってください。
個人的には心療内科の方がいいと思いますが、心療内科も混んでいますので精神科でもいいですが、場所によっては適当な処方をされる所もあるので、合ってないと思ったら他の病院を探す事を考えてください。
※あくまで個人的な感覚です。
私の父は普段は温厚ですが、お酒を飲むと手は出ませんが永遠に他人の悪口を言う状態でした。
世の中に不満があるのだと思いますが、それが言えない分お酒が入ると爆発するのでしょう。
それが悪い事だとは思いませんが、お酒に頼らないで言いたいことがある程度言える様にならないと良く無いと思いますし。
お酒を飲んでネガティブな事を考えると定着してしまうので、余り良くありません。
大きな変化がない人はいいのかもしれませんが、変化が大きい人は控える様に周りが鬼になっても止めるべきだと個人的には思っています。
これは接する前に、そもそもしっかり直そうとする環境が大事と言う事です。
うつ病は病気でもありますが、それが普通にもなっていきます。
ただ、人によって何処にストレスがあり、何が原因でなってしまったか?それを知る事で、踏んでは行けない所がはっきりするので、その辺を周りが理解する事で大きな地雷は排除できると思っています。
ココがポイント
直そうと思う事と、その人が持っている爆弾を周りが理解する事がまず大事だと思います。
無理に接する必要もないけど、頭ごなしに否定をしない事
私も子供の頃は、どう接していいか分からないので、自室に逃げ込む生活をしていた気がします。
それでも、母親を怒鳴る声や、いつもネガティブな事ばかり言っているのを聞くのは嫌でしたし、家にいることも嫌だった気がします。
それでも、やったら不味いな〜と思った事は、極端な否定をしない事だと思います。
人にもよると思いますが、基本的に人は否定されるのを怖がったり、苛立ちを感じます。
たとえ、親が間違っている事を言っていても、犯罪などでないのであれば、適当に聞き流して『そうだね〜』と適当に相槌を打ってあげるだけで十分です。
私の父は恐らく、うつ病だけではなく他の被害妄想などもあったので、母が浮気しているとか、近所の人が盗聴器を仕掛けていたなど言っていた時期もありました。
その時も、聞いていると無茶苦茶腹が立つのですが、怒っても余計に面倒な事になるので堪えて、『そんな事ないと思うよ〜?』と軽めに返して、聞き流す事が大事だと思っています。
生かす為の言葉と私は言っていますが、正論をぶつけた所で良くなりませんし、どちらかといえば感情的になっているので、感情論で話すしかありません。
理屈は通用しないと思っていいと思っています。
意見をするにしても、相手の言いたい事を全部聞いたうえで、優しく話す事を心がければいいと思います。
正直、この繰り返しをするしか私は接し方は分かりません。
もう、20年以上そんな状態が続いていますが、完治というのは存在しないと思っています。
何かまた小さな切っ掛けでぶり返す事もありますし、ニュースなどの不安に掻き立てられる人もいるでしょう。
なので、変わっていく親を否定しないで、受け入れてそれも一人の人間の思考であると考えるしかないでしょう。
昔はこんなんじゃなかった、親がうつ病にならなければ自分の人生が、など私も考えた事もありますが、正直、今そうなってしまっているので仕方ないと言う事です。
逆に、この状態で、自分や家族がどうしたら最善に生活できるのか?と思考する事の方が大事であり。
いらない、不要などの思考に浸ってしまっては、今度は自分が病気になってしまいます。
家族がいるなら、全員でフォローする事
家族が他にいる場合は、家族全員でフォローする事が大事です。
例えば、親のフォローは基本的に母親になると思います。
しかし、ずっと付き添っているのは大変なので、週末は誰かが数時間でもいいので話相手になってあげて、自由な時間を作ってあげるとかですかね。
そこまで酷くない場合はいいですが、しんどそうにしていたら、ある程度の自分の自由な時間があるだけでもリフレッシュ出来る物です。
家事などの手伝いも、家族全員でした方がいいと思いますし、ありがとうなどの声もしっかり言うべきでしょう。
それだけでも、個々の負担はだいぶ軽くなると思いますし、少しは楽になると思います。
ココがポイント
まずは、否定しない。そして、家族がいるのであれば、全員でフォローする事が大事だと思います。
自分は自分の時間を必ず大事に、周りに協力者や理解者を作る事
もし、これを読んでいる人が、まだ高校を卒業もしていない子供である場合は、逃げる訳にも行かないので、出来るだけ自分が楽になる様な生活をしてください。
他の家族がいるのであれば、全員でフォローしあいましょう。
守られてばかりでもダメだし、守ってばかりでもダメです。
バランスを取らないと自分が壊れてしまいます。
その為にも、理解者が周りにいると生活しやすくなります。
例えば、友人などに話しておくと、愚痴や相談を出来る人がいるだけ心が助かりますし。
仕事やバイト先でも、理解してくれる場合は親がちょっと今日ひとりには出来ないので、などの理由で休む事もできます。
私の時は、まだうつ病というのが世間的に認知されていなかったのと、母親も周りには言いたくないという感じだったので、信頼出来る友人だけ話て遊ぶ時などは気を使っていました。
それでも、自分の状態を知ってくれている人がいるだけでも助かりますし、生活しやすい場所があるだけでも、回復出来るので絶対に必要です。
最悪、ネット上でもいいので、そういった良き理解者を作っておくと、自分のよりどころになるでしょう。
そして、自分には自分の人生もあるので、同時進行する為にも自分の時間を必ず確保する事も大事になってくるので、自由な時間はみんなが出来るだけ作れる様にしておくと、長期ランをするにはいいと思います。
ココがポイント
外に自分の理解者がいるだけでも、大分助けられます。
親がうつ病になった時の接し方【まとめ】
正直な所、私は医者ではないので正しい事が何かは分かりません。
これは全て自分が経験した中で感じた事や対処法です。
自分の自我を守りながら、尚且つ生かす為のコミュニケーションをしていくという感じです。
ただ、その人にとっての傷になる部分が問題になってきます。
私の父は恐らく他人と比較しての低学歴などのコンプレックスなのだと思っています。
周りは全然そんな事を思っていないのに、難しい問題です。
なので、簡単にいえば『褒めて欲しい』『認められたい』『評価されたい』という事だと思うので、バカにする事や否定する言葉は良く無いでし、自分の子供に言われたらもっと傷つきますよね(笑)
なので、すごいね!とか、がんばったね!とか、いつもありがとう、など成るべき優しい言葉で、尚且つモチベーションを上げられる言葉を渡す事をしています。
この辺は、その人の抱えている闇だったり、繊細になっている部分が何かを理解して埋めてあげる事がいいのではないかと思います。
そして、答えはありません。
なので、ただ目の前の現状を受け入れて進んでいくしかないのです。
一つの参考になりますが、誰かの役に立てたらいいと思います。
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