綺麗で種類も多くある、多肉植物ハオルチア。
ハオルチアは見た目がユニークで綺麗な分、害虫の被害に合ってしまうと見た目も残念になってしまいますし、発見が手遅れの場合は株が死んでしまう場合もありますので、早期発見は大事になってきます。
自分は大切に育てていたつもりなのに、気がついたら害虫の被害や、買ってきた株が病気で移ってしまったなど色々あるみたいです。
私も今現在、恐らく害虫の被害にあっているのでこの際にハオルチアに関係のある害虫や病気などを調べて、対処できる様に事前準備をしたので、まとめとして書いておこうと思います。
多肉植物は比較的生命力が強いので、早期発見が出来れば最悪死んだ葉を取り除いてしまっても、復活できる事が殆どです。
先に言っておくと、前提として毎日しっかり観察してあげる事は必須です。
特に夏場は、ハオルチア的にも蒸れやすく、虫も多く繁殖する時期なので気をつけたいところです。
本記事では、ハオルチアを育てる時に困る、害虫のまとめを解説しています。
ハオルチアを育てる時に困る、害虫まとめ【対処方法などもご紹介】
ハオルチアの害虫
まずは、害虫から紹介します。
ハオルチアの害虫は以下の種類がいます。
- カイガラムシ
- ハダニ
- アブラムシ
- ネジラミ
- ナメクジ
- センチュウ
カイガラムシ
コナカイガラムシ
果樹、植木、観葉植物などの害虫として知られる。 身に纏っている分泌物(虫体被覆物)は、余った栄養分と排泄物でできており、食物に含まれる過剰の糖と水分を、糖液として排泄するので、カイガラムシの排泄物は甘いのだそう。 pic.twitter.com/SZIo6zn4su— ♆世界の謎♆ (@U_MA_MU) 2019年6月17日
カイガラムシは多くの種類が存在するらしいです。
なので、上記の様な画像の色や形が違った種類のカイガラムシがいるので注意しましょう。
カイガラムシは繁殖力が高く、見つけたら速攻で駆除しましょう。
駆除方法
- 物理的に柔らかい歯ブラシや、筆などを使って取りのぞきます。
- 殺虫剤(農薬)で退治する。
予防方法
- 風通しのいい場所での管理
- 乾燥を好むので、定期的に葉水を行って湿度を保つ
- オルトランなどを使う
ハダニ
#園芸
ミニトマトがハダニの襲撃をくらう。葉の白く細かい斑点はハダニの仕業。だいぶ食い荒らされているのが分かる。そして葉の裏面には無数のハダニが…。
スカッと農薬撒きたい気持ちを我慢して、一枚一枚、濡れたティッシュで拭い潰す。ハダニ、マジ許すまじ。 pic.twitter.com/VH4bLspH4B
— 逸勢 (@issei_hayanari) 2019年6月19日
ハダニは1mmにも満たない小さなムシです。
葉っぱの栄養素を吸汁するので、株全体に栄養が届かなくなり、枯れてしまいます。
ハダニはダニという名前ですが、実は蜘蛛の仲間だったりします。
肉眼で確認するのが難しいけど、植物の成長が変と思う時は考えて見るのがいいと思います。
駆除方法
- セロハンテープなどで取り除く
- 水に弱いので水をかける
- 殺虫剤(農薬)を使う
予防方法
- 乾燥に弱いので定期的に葉水をする
- オルトランなどを使う
アブラムシ
何か先端が黒い草だなーと思ったら全部アブラムシで吐き気MAX pic.twitter.com/hwEq3YZ9kt
— 村崎翔太 (@QM1s3On0wVj91wo) 2019年6月15日
アブラムシは、新芽やつぼみなどに群生して、植物の汁を吸い、成長を阻害します。
アブラムシも種類が多く、様々な見ための物がいるためハオルチアに虫が付いていたら調べてみましょう。
繁殖が早いので、早期発見しなければ株が死んでしまう可能性があります。
駆除方法
- セロハンテープなどで取り除く
- 殺虫剤(農薬)を使う
予防方法
- 風通しのいい場所で育てましょう。
- オルトランなどを使う
ネジラミ
ネジラミは乾燥している土につきやすい害虫です。
土から出して、白い粒状の物が根っこについている場合は、ネジラミの可能性が高いです。
ネジラミは根っこから植物の汁を吸っていきますので、成長を阻害する上に、枯れてしまう時があります。
ネジラミは移るので、発生した株の鉢から隔離し、周りの鉢(植物)をチェックする事が大事です。
駆除方法
- 根っこをよく洗い、薬剤につける
- 用土を新しくする
アクテリック乳剤という薬品が効果が高いそうです。
オルトランの水溶液などでも問題なさそうですが、心配な方はアクテリック乳剤を購入してみてください。
現在アマゾンでは取り扱っていないので文章にて失礼します。
予防方法
- 風通しのいい場所で育てましょう。
- オルトランなどを使う
ナメクジ
ナメクジは主に夜に活動するので、朝になると被害にあっていた!なんて事もあります。
ナメクジは大食いなので、1日被害にあっただけでも大きな被害が出るので事前対策が大切です。
駆除方法
- 自力で取り除く
- 薬品を使う
予防方法
- 植物をナメクジが多そうな所に置かない
- 梅雨時は室内で管理する
- 事前に罠をしかける
センチュウ
センチュウは輸入株などで寄生している場合があります。
物凄い低確率で発見される事があるそうです。
詳しくは、カクタス・ニシの業務日誌Vol.2さんで詳しく書いてありました。
ハオルチアを育てる時に困る、害虫のまとめ
いかがでしたでしょうか?
正直、なってみないと分からない上に実際に虫を発見出来れば一発でわかるのですが、分からない場合もあります。
春くらいから、オルトランなどの薬品を定期的に使って、守ってあげるくらしかやりようがありません。
仕事から帰ってから、気がついたけどお店が空いていない!と困る時があったので、心配な人は事前にカイガラムシやハダニ対策などくらいは準備しておいても良いのかもしれません。
一夜にして亡くなるという事はよっぽどないと思うので、毎日気をつけて観察していきましょう。
それでは、読んでいただいてありがとうございました。
ダイスケでした。(@desing_d)