人間生きていれば誰でも失敗はしますし、寧ろ『失敗は成功のもと』と言うくらい失敗することによって得られる物はとても多いです。
しかし、現代では失敗すると怒られたりすることも増えますし仕事などの場合は責任問題になったりして嫌ですよね。そのような今を生きる中で、失敗をしたとしても出来るだけ繰り返さないということが大事だと思うので、その方法について在り来たりですが持論を書いておこうと思います。
何故失敗したのかを具体的に考えよう

失敗してしまうことが良いとは言いませんが、失敗した後に『何故失敗したのか?』をしっかり考えてみましょう。
基本的に見切り発車でない限りはある程度準備などを行った結果で失敗していると思うので、その原因を探すのです。その原因には自分の癖だったり、想定外のことが起こった、自分の体調が悪かったなど様々な問題が出てくると思います。その全てを洗い出して考えてみることが大切です。
例えば、私は仕事でホームページを作成しているのですが急いで行った結果サイトを真っ白にしてしまったことがあります。この時、簡単な修正だからという事でバックアップも取らなかったですし、更新方法も簡略化した簡単な方法を取った為エラーが出てしまいました。
この改善は、時間がない時でもしっかりバックアップを取ることと、簡単な修正であってもそのくらい時間が掛かってしまうという事をしっかり伝えた上で取り掛かるという方法にしました。もちろん、問題が出なければ簡略化した方法で問題ないのですが、問題が起こる可能性もゼロではない点と同じ失敗を繰り返さない方法として安定した方法を取るようにしてからはその失敗はありません。
原因が分かれば対処が可能な事が多いのが事実ですので、失敗したとしても何故失敗したのか?の原因ははっきりさせておきましょう。
今の自分で改善できる点を考えよう

失敗を洗い出す事ができたら『今の自分で改善できる点は何だろう?』と考えましょう。
失敗が多い人や、劣等感、自信が消失してしまっている人は『自分がダメだから』で終わらせてしまっています。
そうではなく、今の自分で改善できる点は何だろう?と考えてみましょう。仕事であれば、基本的に問題は分かりやすいですし、他人が関わっている物などの場合でも他人部分をとりあえず切り離して自分でどうにか出来る方法はないか?と考えてみましょう。
また、他人に伝える事で解決できそうな事は伝えてみるのも良いと思いますし、自己判断ができない場合は上司や同僚などに相談するのがベストだと思います。
また、仕事ではなく勉強などで同じ失敗をする人も多いと思います。
例えば、何度勉強しても英語が覚えられないなどのパターンです。この場合は個人的には勉強の仕方が自分に合っていないのではないか?と考えてみると良いと思います。何かしろの障害があったり、個性などで覚えられないという人もいるかもしれませんが、覚えよう!という意思があるにも関わらず覚えられないという人は、恐らく勉強方法に問題があるというか、自分に合っていない勉強法をしていると思います。
勉強法は個人差があると思っていて、書いた方が覚える人、何度も読み直した方が覚える人、自力で解いた方が覚える人、口に出しながら書く方がいい人など意外と聞いてみると人によって違います。学校での宿題や覚え方は万人に最適な訳ではなく、個人個人で自分に合った正解を考える事が大事です。これも、何度も勉強しているのだけどテストの点数が上がらない小学生や中学生などの学生さんの場合は何故覚えられないのか?自分にはどんな勉強法なら覚えられるのか?で考えてみると改善できる部分が増えるのではないかと思います。
考えられる最悪のパターンを出来るだけ考えておこう

色々考えても、自分で対処できないパターンが出てくる時もあります。
その時の為に、最悪のパターンというのも出来るだけ考えておくと良いと思います。
私はネガティブな人間なので、この最悪のパターンはよく考えます。
例えば、ホームページを作成している時に制作中はバックアップはほぼ毎日取りますし、システムで定期的にバックアップをしてくれていても自動なので信用ができなく、自分で必ずバックアップを行ってから作業をします。
こうする事で、なんらかのエラーが出ても直ぐに戻す事はできますし、システムのバックアップが動かないなんて事も考えられますがそれも心配する必要がなくなります。
一見余分な時間と言われても仕方がない事ではありますが、これをする事によって自分のメンタルは安心感に満たされますし、もし事故っても大丈夫という保険になります。
このように、自分以外の問題で失敗につながってしまうことを出来るだけ避け、避けられない場合はどう対処すればいいのか?を考えておくことで大きな失敗が減ります。大きな失敗が減ると言うことは立ち直すにも時間は少しでいいですし、ダメージが少ないと言うことです。
100%失敗をなくすと言うことはできないと思っています。出来るだけそのダメージを減らし次への糧にするという思考の方が疲れないで個人的にはおすすめです。
まとめ
失敗から学べることは沢山あります。失敗すると言うことは今の自分に足りない物を洗い出すチャンスでもあるのです。
ただ、それを社会が許してくれるレベルなのか?というのが問題であり、そのダメージを出来るだけ減らすのが最悪パターンを考える思考法だおと思っています。
また、同じ失敗を繰り返さないことで自分のポテンシャルも上がっていくと思いますし、信用や信頼も生まれてくると個人的には思っています。
それでは、読んでいただいてありがとうございました!